ボイスコと声優の違い|仕事内容や活動の仕方について解説します

音声コンテンツが日常に当たり前に溢れる今、ボイスコやネット声優という言葉を耳にする日も増えてきました。

声のお仕事に興味があり、声優業界で働きたいと思っている人、副業としてボイスコをやる人、色々といると思いますが、それは音声コンテンツを求める人が増えているということに他ならないと思います。

そこで今回の記事ではボイスコというお仕事についてご紹介しながら、ネット声優との違いなど様々な疑問についてもお伝えしてきたいと思います。

目次

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ボイスコとはボイスコーポレーターのこと

ボイスコはボイスコーポレーターの略です。

主にネットなどで音声コンテンツを提供している人々のことを指します。

声のお仕事をしている人すべてに当てはまる言葉ではなく、この「ネット上」というのがミソです。

ネット声優と声優には微妙に違いがある

世の中の声優さん全てがボイスコと呼べるのかというと、それはちょっと違ってきます。

わかりやすいようにまずネット声優を定義すると、ネットや SNS などで趣味またはお仕事として個人で活躍する声優さんのことです。

一方、声優とはプロの声優として事務所に所属し、そこから得たお仕事をしていく人たちです。

ネット声優と違いプロの声優は、ネット上で個人的にお仕事を取りにはいきません。

だって仕事を自分から取りにいかなくても、事務所がきちんとマネージメントしてくれますよね。

なので、声優というと広義の意味でネット声優も含まれますが、ネット声優はやはりネット声優です。言い方は悪いかもしれませんがネット声優はあくまでもアマチュアということです。

アマチュアだから質が劣るとかそういう話ではありませんのであしからず。

つまりネット上で音声の活動をしていればボイスコ

ネット上で音声の活動をする人を指す言葉「ボイスコ」とは「ネット声優」だといっても差し支えありません。

つまりボイスコ、ネット声優どちらも違いはなく、呼び方だけの問題なのです。

ボイスコのいろいろな仕事

では実際にボイスコとはいったいどのような仕事をしているのでしょうか?

ここでは、ボイスコのお仕事について一般的なものを挙げていきます。

キャラクターボイス

ゲームのキャラクターボイスであったり、アニメや漫画のキャラクターに声をあてるお仕事です。

海外ゲームアプリの日本語吹き替え、同人誌のキャラのアフレコなどが挙げられます。

ナレーション

テキストコンテンツや動画などにナレーションを入れていきます。

例えばユーチューバーの動画に声を入れたり、プレゼンテーションの読み上げなど様々なケースがあります。

広告関連

商品やサービスなどを紹介するための動画広告に声を入れていくお仕事です。

イメージしやすいのがYouTubeで流れる広告のナレーションなどが挙げられます。

その他にもラジオCMであったり、ネットCMなど音声広告をなどもそうですね。

一般的に企業がクライアントになるため、ハードルが高くなりがちなお仕事です。

どうやって仕事を取るのか

音声SNSでの発信、クラウドソーシングサイトでの仕事の応募や受注、オーディション、ボイスコ専門サイトへ登録し仕事を受注することなどが挙げられます。

音声 SNS での発信

ボイスコとして音声SNSで発信し、見込み客に知ってもらいお仕事の受注につなげることも可能です。

また、発信し続けてファンが増えていくと、その音声SNS上で投げ銭などで直接収益を得る可能性もあります。

どちらにしても本格的にボイスコとしてやっていくのなら、自己のブランディングのためにも音声SNSでの発信はかかせないものだといえます。

クラウドソーシングサイト

クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングサイトでの登録をすることでお仕事が受注出来たり、募集中のお仕事には応募をする事ができます。

これらのクラウドソーシングサイトは、音声コンテンツ専門に行っているわけではなく様々な案件を取り扱っているので、音声コンテンツのお仕事としての種類の幅が狭く「声優・ナレーション」などのお仕事しかありません。

けれど、どれもやはり日本最大級のクラウドソーシングサイトなので、募集の数自体はたくさんありこれからどんどん増えていくことも予想されます。

音声依頼サービス

音声発注を専門的に扱うサービスへの登録やオーディションを受けるという方法もあります。

音声依頼サービスは、個人や法人問わずYoutube動画、ビジネスシーンでの音声採用動画などのナレーションなど音声のお仕事を求めている人に音声コンテンツを届けるサービスです。

音声コンテンツのプラットフォームとして多くのお仕事を抱えているので、このようなサービスの受け皿となれるとお仕事には困らないでしょう。

音声依頼サービスの有名どころとしては

KOEPAL

声の達人

iikoe

このようなサービスがあります。

時期によってはボイスコや声優を募集していなかったり、一定のスキルやクオリティが必要なので、まずはオーディションなどを受けていくことで経験を積むという考えが必要かもしれません。

まとめ

ボイスコについて解説してきました。

ボイスコはボイスコーポレーターの略でネット声優とも呼ばれ、ネット上で音声コンテンツを提供する人です。

「音声」の需要が増え、ボイスコはこれからの時代に必要不可欠な職業となってきていると感じます。

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この記事を書いた人

声に関する情報なら幅広く取り扱う、情報メディア「コエニュー。」の編集部です。宜しくお願いします。

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