皆さんこんにちは!こんばんは!
先日、筆者が個人的に運営しているYoutubeチャンネル向け動画に音声を当てたいなと思い、(とは言えプロの方に頼めるほどの予算があるわけでもないので)「KOEPAL(コエパル)」というオンライン上の音声依頼サービスを使ってみました。
これが思いのほか、お手軽で便利なサービスだったので皆さんにもご紹介したいと思います!
従来、音声収録というとスタジオを貸し切りプロの声優さんに依頼してアフレコするというイメージだったので、声優さんの声がこんなにも簡単に手が入る時代になったのだなと驚いてしまいました。
目次
KOEPALとは?
オンライン上で簡単に音声を依頼できるサービスで、音声PRや社内マニュアル、3分程度の動画コンテンツに対して、音声を付与することが出来ます。
低コストで声優・ナレーターさんの音声を入手できるので、法人での利用は勿論、今回の筆者のケースのように個人での気楽な用途にも利用できる点が強みと言えるでしょう。
サービス概要
運営会社 | 株式会社スペースファクトリー |
住所 | 〒101-0047 東京都千代田区内神田3-18-3 SDビル5F |
設立 | 2017年 3月 |
業務内容 | デジタルコンテンツ・サービスの企画・制作・運営等 玩具・キャラクター製品の企画・製造・販売等 SP・OEM商品の企画開発等 アーティスト・クリエイター支援等 音声SaaS「KOEPAL」の企画・開発・運用 ソーシャルアフレコアプリ「SAY-U」の企画開発・運用 |
公式サイト | https://www.koepal.online/ |
KOEPALの使い方
①プランの選択
まず、KOEPALにログインし、プランを選択します。音声データのみを入手できる「音声のみプラン」と、動画に対してのアフレコを実施し、動画データごと提供してもらう「動画アフレコプラン」の2種類のプランから選択します。今回はYouTube向け動画にアフレコを行う形ですので、「動画アフレコプラン」を選択するのが適切ですね。
②尺の指定
次にアフレコしたい動画の尺を指定します。今回は60秒の動画に対してアフレコを行いたかったので「60秒」を選択しました。
③アフレコして欲しい人数を選ぶ
KOEPALの大きな特徴がこの「人数の指定」です。
1つの依頼に3名〜5名の提案があり、その提案の中から1つを採用するコンペ形式を採用しています。つまり、「5名」を選んだ場合には5人の声優さんが自分のアップした動画にアフレコを行ってくれ、その中から最も良いと思った1人を選べるという仕組みなんですね。なんて贅沢なんでしょう。開発陣の気前の良さが伺えますね。
また、見積もり価格が右上に瞬時に表示されるので、自分の予算との照らし合わせが簡単。
今回の自分の予算は1万円(税抜き)だったので、コンペ人数3名で9,500円のプランを選択。この辺の判断が直感的に出来るのはとても助かります。
↓実際の依頼画面はこんな感じ(見積もり額の表示が便利!)↓
④台本の入力
さあ、遂に台本の入力です。
入力画面はいたってシンプルで、右側にアフレコしたい動画をアップロードし、左側にそれに対応する台本原稿を入力していくだけ!台本はセクションごとに分けて入力していく方式で、「この台本は動画の●●秒の地点から読み上げてください」という指定が0.01秒単位で可能です。
筆者自身、今回の依頼が始めてでしたが、非常に直感的なUIで分かりやすく、特につまづくポイントは無かったと言えます。
その他台本入力で便利だなぁと思ったのは下記のような点でしょうか。
- すべての漢字に読み仮名のルビを振ることが出来るので、声優さんの読み間違いを防ぐことが出来、音声収録であるあるなリテイクの手間がかかりづらい。
- セクションごとに雰囲気やアクセントの指定が出来るので、希望の雰囲気に近い音声が提案される。結果的にリテイクが必要なくなる。
- 入力した台本を、音声プレビュー(人工音声)で最終確認できるので、声優からの提案イメージを確認しやすい。読み上げの速度も全6段階で設定することが出来るので、かなり細かい調整が可能。
はい、上記に挙げた通り、オンライン上で完全完結するサービスということで、かなり細かい事前調整が可能だなと感じました。音声収録の際の最も大きな手間がイメージと違う音声が納品されることによるリテイクだったりするので、入力画面の充実度という点では星5つ評価です。
細かいメール等でのやり取りが不要というのもスマートでグッドです。まあ、だからこそこの低価格を実現できているのでしょうが。
↓実際の依頼画面はこんな感じ(シンプルで初心者にも分かりやすい!)↓
⑤発注
台本入力が終わったら、いよいよ発注です。最後に、コンペ人数、アフレコを行う声優さんの性別、アフレコの雰囲気を再確認して、決済情報の入力→発注の流れです。現段階ではクレジットカード決済のみの対応のようですね。
⑥納品
発注が終わったら後は座して待つだけです。
今回のケースだと、発注から3営業日で3名の女性の声優さんからの提案がありました。従来の声優事務所を介しての方法だと1-2週間かかるのが当たり前の世界だったので、この安さでこのスピード感は個人で利用する筆者のようなユーザーにはありがたいんじゃないでしょうか。あとはスピード感で小回りを利かせたい中小企業さんとかにもオススメかも。
提案をしてくれる声優さんのクオリティも問題なく、むしろ本当はプロなんじゃないか?レベルの方も混ざっていたくらいです。台本入力画面で事前にかなり細かく指定していたから…というのもあるかもしれないですが、当初動画を作りながら思い描いていたナレーション音声にマッチする音声を入手することが出来ました。
あと、「動画に音声をアフレコした状態で納品してくれる」という点も、かなりありがたかったポイントですね。今までは音声データを貰ったら、それを動画にマージする作業が必要だったのですが、KOEPALだと貰った動画データをそのままYoutubeにアップできるので、ひと手間無くなって自分の負担が軽減されたなぁと感じます。
いずれにせよ、かなりスムーズで満足度の高いサービスだったなという印象です。
まとめ
さて、今回は音声依頼サービス「KOEPAL」のご紹介をしてきましたが、如何だったでしょうか。
今回、筆者自身使ってみて感じたのが、法人利用は勿論のこと、かなり個人でも使いやすいサービスだなという印象でした。
プロの声優さんに頼むほどでは無いけど、自分のコンテンツにナレーション音声を付与したい場合に、この低価格・ハイスピードなサービスは上手くマッチしているなと思いました。法人で利用する場合も大企業というよりはどちらかというと小回りを利かせたい中堅の企業さんに向いているようなサービスだなと感じました。
正直、音声の有り無しで動画の説得力はやはり見違えました。今までは、ナレーション音声はなかなか手の出る領域では無かったですけど、この価格帯・お手軽感なら今後も定期的に使ってみようかなと!そんな思いです!
気になった方は下記URLから是非!
それでは今日はこの辺で。また次回。
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