声優やボイスコを目指す人が知っておきたいマイクの使い方

「将来は声優になりたい!」

「声のお仕事がしたい!」

「マイクの上手な使い方が知りたい。」

音声に関する仕事をする時に、切っても切り離せないのがマイクです。

だって必ずマイクに向かって発声しマイクを通して、音声を録音していきますよね。

プロの声優やボイスコーポレーターこそマイクを上手に使います。

だからこそ将来、声優・ボイスコを目指していたり、マイクを使うお仕事をしたいという方は、マイクの上手な使い方を知っておいた方がいいのです。

そこで今回の記事のテーマは、声優やボイスコなど音声のお仕事を目指す人が知っておきたい適切なマイクの使い方という内容でお送りします。

目次

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マイクの使い方のポイント

マイクの使い方のポイントは3つです!

マイクとの距離

マイクと口の距離はとても重要です。

なぜならこの距離の微妙な違いで、綺麗に音が入らなかったり音質や高低が変わってしまいます。

基本的な距離はマイクから20㎝ほどといわれています。

声質には個人差があり、また声量にもよって違いますが、まずは自分に合ったマイクとの距離を理解するのが大切です。

大きな声を録音する時は少し離れて、反対に小さな声を録音するときはマイクに近づくなどどのシーンなのかによっても、微妙に距離を変えたりします。

マイクを動かさない

マイクとの距離を決めたら、なるべく動かさないことです。

また、スタジオに用意されているマイクの位置は、あらかじめ決められています。

声優やボイスコが最高のパフォーマンスを発揮できるように、プロのミキサーが調整しているのです。

そのため一度決まったマイクの位置は、むやみやたらに動かしてはいけません。

基本的にはマイクの位置ではなく自分の位置を調整していきますが、どうしてもマイクの位置が気になる場合は自分で動かさずミキサーに調整してもらいましょう。

ノイズに気をつける

マイクに入るノイズには気を付けましょう。

意識して気を付けていないと、吹込み音が入ってしまったりし、それがノイズとなって録音されてしまいます。

特にスタジオに用意されているマイクはとても高性能です。

ハ行やパ行などの破裂音を出す時は、少しだけ下を向いてマイクにあたらないように意識しておきましょう。

ノイズは口から発生するものだけではなく、服が擦れる音、靴音、装飾品などから発生しマイクに拾われてしまうので、そのあたりにも注意が必要です。

マイクの種類や周辺機器

それでは「どんなマイクを使うのか」がイメージできるように、実際に録音に使われるマイクの種類、また周辺機器の紹介をします。

ダイナミックマイク

出典:Amazon

一般的にマイクといえばこの形を想像する方が多いと思います。これをダイナミックマイクといいます。

音というものは空気の振動なので、これを電気の信号へと変えるのがマイクの役割。

マイク内部に組み込まれたコイルと磁石の動きで生じた電気信号を出力する仕組みです。

使用の際に電源が必要なく、丈夫だけど感度は高いとはいえないマイクです。

コンデンサーマイク

出典:Amazon

ダイナミックマイクより感度が高く、高価なものが多いです。

ダイヤフラムという金属に電気を貯めて、それが音に反応し電圧を変えることで信号を出力する仕組みです。

使用の際に電源が必要であり、又もろいので使い勝手は悪いですが、それでも使う理由があるほど感度が高いマイクです。

ポップガード

出典:Amazon

ポップガードとはマイクの前に設置することでノイズを軽減したり、吐く息に含まれる湿気からマイクを保護するものです。

ポップガードにはナイロン製や金属製のものがあります。

アーティストが曲を録音する時に、よく使っているところを見ますよね。

これがあると「あ、プロっぽい」と思われるといったこともあるとかないとか…。

まとめ

マイクの上手な使い方について解説しました。

声優・ボイスコを目指している方は必ず使う事になるのがマイクなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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この記事を書いた人

声に関する情報なら幅広く取り扱う、情報メディア「コエニュー。」の編集部です。宜しくお願いします。

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