あなたは「音声SNS」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
音声SNSはテキスト動画などで発信するSNSと違い、音声のみで配信をしたりコミュニケーションをとれるソーシャルネットワーキングサービスです。
これまでと違った形のSNSとして今注目されています。
そこでこの記事では音声SNSは現在どのようなものがあるか、また音声SNSの今後はどうなっていくのかお伝えしていきたいと思います。
目次
音声SNS紹介
この世の中の流れはとても早く今現在でも様々な音声 SMS が誕生していますが、この中でも主要な音声SNSを紹介していきたいと思います。
Clubhouse(クラブハウス)
音声SNSといえばほとんどの方がまず初めに思いつくのがこのClubhouseブハウスではないでしょうか?
クラブハウスが日本に登場したのは2021年のこと。音声 SNS の火付け役と言ってもいいくらいの活躍を見せました。
クラブハウスの大きな特徴は、一人が二人までしか招待できない完全招待制のサービスだったという事。
現在ではこの完全招待制は廃止され、招待されなくても誰でも登録することができるようになっています。
またクラブハウスで発信する内容は録音が禁止されており、アーカイブもされないので隠匿性の高い音声SNSです。(現在は一部アーカイブ機能あり)
Tavern(ターベルン)
Tavernは多人数での通話や、個人が話したり歌を歌ったりしたものを投稿して楽しむことができる音声SNSです。
Twitterとよく似た仕組みですが、大きな違いはその投稿内容が音声だということです。音声版Twitterといってもいいかもしれません。
メイン機能であるキャストではソロキャストとグループキャストがあり、ソロキャストは一人で発信・投稿していくもので、グループキャストは最大6人まで参加できるグループでの会話内容を投稿していくものです。
友達や親しい人だけにシェアしていくことも可能ですしアーカイブ機能も付いています。
Tavernは小路真矢さんが大学3年生の時に作った日本発の音声 SNS となります。
ピカピカ
ピカピカはアバターを作ることで気軽にバーチャル YouTuberとして活躍できると話題の音声SNSです。
メインコンテンツは音声ですか、写真や動画のシェアも出来たりするのでゲーム配信や音楽配信相性がよいでしょう。
夢の光株式会社という日本発の音声SNSです。
Radiotalk(ラジオトーク)
Radiotalkはその名の通りラジオをモチーフにした音声SNSです。
まるで自分だけのラジオ番組を持つように、リスナーに向けてトークをしていきます。また、生放送でライブ配信もできたりします。
ゲストを呼ぶ時もリモートで招待して収録できて、Podcast などのプラットフォームに簡単に配信することができます。
Radiotalk株式会社という日本の会社が運営してます。
ハクナライブ
ハクナライブもラジオトークと同じように、ラジオ配信がメインのコンテンツですが、こちらでは顔出しでの配信もあります。
ハクナライブは監視体制が厳しいという特徴があり、荒らしが発生しにくく安心して使えると評判の音声 SMS です。
2019年7月韓国発の音声アプリで、日本版では株式会社MOVEFAST Companyという会社が運営しています。
spoon(スプーン)
spoonも同じくラジオ配信ができる音声SNSで配信者とリスナーの交流ができます。
映像の配信はなく顔出しも一切不要で、ラジオさながら音声だけのやり取りしか出来ません。
特徴の一つとして投げ銭機能があり、固定リスナーがつけば収益化も可能です。
韓国でできたサービスで、日本では2018年に株式会社Spoon Radio Japanが運営を始めました。
voicy(ボイシー)
voicyはボイステックというワードを世に打ち出したサービスでもあります。
配信者は有名人やインフルエンサー、企業チャンネルなど、影響力の大きい人、著名人等が多く、日本でも最も勢いのある配信サービスの一つと言われており、年々利用者が増えている注目のサービスです。
1000以上のチャンネルが存在し、バックグラウンドでの再生をする「ながら聴き」なども楽しむことが可能で、月間利用者数はなんと250万人以上もいるようです。
配信者への広告収益化プログラムが充実しているのも高評価ですね。
ZATSUDAN(ザツダン)
ZATSUDANは堀江貴文氏が企画し始まった株式会社ZATSUDANが運営する音声SNSです。
実業家や政治家、タレントといったそれぞれの分野で活躍する人たちの雑談が聴けるというコンセプトでライブ型音声配信と動画配信サービスを提供しています。
専門家の話を身近に感じ、新たな知見が手に入ると大人気のサービスです。
配信者は著名人が連ね、私たちは聞き役に徹することになります。
サブスクリプションサービスで利用には月額1500円がかかります。
音声SNSは今後どうなる?
2021年に音声SNSとして一大ブームを引き起こしたClubhouseの熱は徐々に冷めてきましたが、今回ご紹介したように様々な音声SNSが誕生しています。
これまでの「見る」というSNSではなく「聴く」という魅力を多くの若者が感じ、聴くことの新たな魅力に気づいたのではないかと思います。
Twitterでもスペースというクラブハウスと同じようなシステムのサービスの始まり、今後音声 SNS は更なる飛躍を遂げると予想されます。
まとめ
音声 SNS について紹介してきました。
まだまだまだまだ新しいサービスなのでこれから驚くような便利なものや、楽しいサービスが出てくるかもしれません。
音声SNSのこれからに期待しましょう!
配信サービスは常にバージョンアップされているため、今後もウオッチしていきますね。
コメント